令和6年度
061025 本物に触れる
「2024 あきおおた国際音楽祭」に出演される能楽師の大倉正之助様が筒賀小学校にお越しくださり、5・6年生とともに鼓の調べを共に打ち鳴らしてくださいました。
まず、鼓が桜の木や馬の皮、麻等を使って作られており、今では入手が難しいものもあることや室町時代から続く伝統を受け継がれているというお話を聞きました。歴史を学習している6年生の児童はその時間の流れに驚きを隠せませんでした。
その後、鼓を打ち鳴らす体験を行いました。「手が痛くなった人?」と聞かれ、最初は多くの児童が手を上げていました。しかし、「優しくたたいてあげると音は自然と出ていくよ」というお話を聞き、それを実践してみると手が痛くなることもなく鼓を打ち鳴らすことができました。
大倉様について事前に調べた児童がおり、「すごい人なんよ」とつぶやいている人もいました。そんなすごい人に触れた子供たちはとても貴重な時間を過ごすことができました。
音楽祭にも数名の児童が参加し、一緒にステージに立ちます。楽しみが増した子供たちです。